
このたびは江ノ島電鉄や東急デハ80形といった、MODEMOの2輌セットなどのNゲージの鉄道模型を買取させていただきました。

京阪電鉄60型なども含め、なだらかな曲線を用いたレトロ感あふれる形状の、今や懐かしい電車達でした。
その中でもデハ80形は非常に充実しており、様々な姿を見ることができました。
MODEMO Nゲージ 東急デハ80形「1灯型」

1950年代から玉川線で運行されていた車両です。玉川線廃止後には世田谷線や江ノ島電鉄へ車両が引き継がれました。
ゆったりとしたデザインで、どこか欧州を思わせる形状をしています。

地域の生活に根ざした車両で、運転終了後も保存のためにふるさと納税を活用されるなど、陰りのない人気を持っています。

扉ステップの関係上縦に長い印象の、ザ路面電車という感じの形です。玉川線は開通110週年を迎え、2018年現在でもイベントが開催されています。
製品では動力車とセットになっており、いつでも走らせることが可能です。
デハ80型 1灯型と2灯型 ディテール比較
デハ80型の1灯型と2灯型の比較です。前照灯の変化だけでもフェイスの印象は大きく違いますね。

1989年からの改装で、300形に入れ替わるまでの間にも様々な変化を遂げたデハ80型ですが、その車内の壁や床は、最後まで木造のままだったというのですから驚きです。
MODEMO Nゲージ 江ノ島電鉄600形 2輌セット

江ノ電こと江ノ島電鉄に譲渡されたデハ80型が改修された姿が、江ノ島電鉄600形です。

比べてみると、形状はもとより、塗装の違いもあり大分印象が異なりますね。
パンタグラフの位置などは変化していないため、言われてみればとは感じますが・・・。

側面から見るとやはり全然違って見えます。バス窓化された窓、そして扉のステップが廃され、下部がスッキリしていますね。

現在では、年間1700万人もの人が乗車する江ノ電。玉電から受け継がれたデハ80形がその一端を担っていたと考えると、感慨深いものがあります。
MODEMO 江ノ島電鉄 600形 赤電塗装

こちらは600形の運転終了記念塗装である赤電塗装です。
601号車は、赤電塗装の後、600形の運用が終了するまで江ノ島電鉄で走り続けました。

廃車後、601号車はまた東京に戻って保存されています。
このたびは大切なコレクションをお譲り頂き、誠に有難う御座いました。
MODEMO等の鉄道模型買取について
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