このたび買取させて頂いた、グンゼ産業 1/35 HIGH-TECH MODEL ヤークトパンター後期型のご紹介です。
ヤークトパンターは、Ⅴ号戦車パンターの車体を利用して制作されたドイツ軍の駆逐戦車です。
キットはHIGH-TECH MODELらしく、エッチングパーツに転輪や防楯・OVM関連のメタルパーツ盛り沢山の構成となっております!
キット内容:プラスチックパーツ類
履帯・戦闘室・シャーシ・転輪・各ハッチとその他少々、プラスチック製のパーツはこれだけです。他は潔いくらい金属パーツになっています。
連結履帯が盛り沢山です。4枚1組が50セットあるため、単純計算で200枚の履帯を繋げることができます!
そして88mmを扱うに相応しい大きな戦闘室です。車体の溶接跡が細かく入れられています。
リアパネルの各部品にグリルやエアインテークといった車体後部への金属パーツ取り付けが遣り甲斐ありそうですね。
キット内容:金属パーツ類
続いてエッチング含む金属パーツです。真鍮製の砲身やフェンダー。ホワイトメタルの起動・誘導輪やハッチ・ペンチや斧といった車載工具。
エッチング製のグリル等、本当に金属パーツが満載されています。デカールはお馴染みの鉄十字が付属しています。
金属砲身は砲身が真鍮製になっており、マズルブレーキ部分とで分割されています。
また、積載されたワイヤーもフック部分がホワイトメタル、ワイヤー部分も付属の金属製ワイヤーを利用するようになっています。
ハッチ等の持ち手部分は付属のアルミ線を折り曲げて再現するようになっています。
なんと金属ピンによってリベットまで再現する徹底ぶりです!
ハイテックモデルのヤークトパンター初期型と比較!
ちょうどハイテックモデルのヤークトパンター初期型がありましたので、紹介しつつ後期型との違いを簡単に比較してみたいと思います!
ちょっと画像からは判別しづらいですが、初期型はパッケージではツィンメリットコーティングが施されています。
ヤークトパンターキット内容
車体はキット上ではほぼ同じです。ツィンメリットコーティングはモールドとしては入っていないため、自作する必要があります。
ホワイトメタル製の金属パーツは、初期型のアンテナ部分などに違いがあります。
実車の方は細かい改修はありましたが、キットの上で大きな違いというとやはり砲架と砲身部分が目立ちます。砲架部分は右が初期型、左が後期型です。
初期型は溶接されていたものが、後期型ではボルト止めになっています。キットでは初期型が金属製、後期型がプラスチック製です。
砲身とフロントフェンダー部分では、砲身の違いが分かりやすいですね。
上が後期型の物です。エッチングパーツは間違い探しといった具合で、上の初期型用のものと比べて後期型は数点のパーツが違うものになっています。
ヤークトパンターという駆逐戦車はその生産期間も1年程度と短く、他の戦車と比べても外見上の変化はあまり多くありませんが、初期型・後期型どちらも最高に格好いい駆逐戦車だと思います。
キットの作り甲斐の方も、グンゼのお墨付きの上級者向け仕様!2台並べて見て頂きたいキットです。
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